
MDMの業種別導入事例7選!活用例・課題解決例を解説
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テレワークやハイブリッドワークの普及に伴い、従業員がオフィス外で働く機会が増えたことで、デバイスの盗難や紛失、ウイルス感染、情報漏えいなどのセキュリティリスクの対策がさらに求められるようになりました。
その手段として、モバイルデバイス管理(MDM)ツールを活用し、デバイスの一元管理を行う企業が増えているものの、従来のMDMは主にスマートフォンやタブレットの管理に特化しており、PCの管理には別途管理ツールが必要なケースも少なくありません。
本コラムでは、モバイル端末とPCを一括管理できるソリューション「FiT SDM」の特長や導入事例を通じて、その利便性と効果について詳しくご紹介します。
はじめに、現代のビジネス環境で「MDM」が必要な理由を解説します。
そもそもMDMとは、Mobile Device Managementの頭文字を取ったもので、ノートパソコンやタブレット、スマートフォンなどのモバイルデバイスの管理を指します。日本語では、「モバイルデバイス管理」または「携帯端末管理」などと訳されます。
テレワークやハイブリッドワークの浸透により、従業員はオフィス外での労働機会が増加傾向にあり、働き方に柔軟性がもたらされるようになりました。ただ、同時にデバイスの盗難や紛失、ウイルス感染、情報漏えいといったセキュリティリスクも増大させており、企業外でのデバイス管理がますます重要視されています。
このような背景、課題に対処するために重要なソリューションがMDMです。MDMを導入することで、企業はデバイスの位置情報を追跡したり、遠隔でデータを消去したりすることが可能になり、機密情報の漏えいを未然に防ぐことができます。さらに、MDMはアプリケーションの管理や、OSのアップデートを一元的に行うことができるため、企業のIT管理者にとって非常に便利です。これにより、セキュリティパッチの適用漏れを防ぎ、常に最新のセキュリティ対策を講じることができます。
スマートフォンやタブレットの管理にはMDMが非常に有効ですが、PCの管理には別の課題があります。一般的に、MDMはAndroidやiOSを搭載したスマートフォンやタブレットの管理に特化している一方で、WindowsやmacOSを搭載したノートPCの管理は、IT資産管理ツールやエンドポイント管理ソリューションを利用することが一般的です。
これは、PCが持つ複雑な機能や、多様なソフトウェア環境に対応するために、より高度な管理機能が必要であるためです。そのため、企業はスマートフォンやタブレットとPCを一元管理したい場合、MDMとIT資産管理ツールを組み合わせて利用するケースが多くなります。
しかし、スマートフォンやタブレット端末とPCが一括管理できるツールも存在します。それが、アイ・エス・ビーが提供するクラウド型のMDMサービス「FiT SDM」です。
「FiT SDM」は、モバイル端末とPCを一元管理できるソリューションになります。盗難・紛失時のリモートロック・ワイプ、私的利用防止のアプリ制限などMDMの機能だけでなく、業界トップクラスのマルウェア検出率を誇るアンチウイルスソフトウェアのほか、ランサムウェア攻撃対策や、フィッシングサイトへのアクセス検知、ブロックなど包括的なエンドポイントの保護が可能なセキュリティ対策が提供可能です。
そのため、PC・モバイル端末を統合的に管理でき、デバイスごとの個別管理の手間を大幅に削減できます。また、セキュリティポリシーの一括適用や、ソフトウェアの更新管理、デバイスの位置情報追跡など、多岐にわたる管理機能も備えています。
FiT SDMは、高品質なネットワークサービスを提供する一方で、コストパフォーマンスに優れた価格設定が特長です。必要な機能が、1つのプランをご契約するだけですべてご利用いただけます。
MDMサービスは複数存在しているものの、必要な機能を使い分ければ料金がかかるということも少なくありません。FiT SDMは他社ご利用時には料金がかかる機能についても、基本料金のみでほぼそのすべてが利用可能となります。そのため、長期的な運用コストも効率的に管理が可能です。
業界トップクラスのマルウェア検出率を誇るアンチウイルスソフトウェアのほか、ランサムウェア攻撃対策や、フィッシングサイトへのアクセス検知、ブロックなど包括的なエンドポイントの保護が可能な高レベルのセキュリティソリューションを提供します。
FiT SDMは、国産のモバイルデバイス管理です。専門知識と経験豊富な担当者が煩雑で面倒なキッティング作業のサポートや、お客様のご要望に合わせて、導入前後の機能/オプション追加のカスタマイズやアフターサポートを行っています。
最後に、「FiT SDM」を導入した事例をご紹介します。
業務系システムの開発やインフラの構築・運用保守まで、顧客の立場に立ったトータルソリューションを提供する株式会社テイクス。コロナ禍の在宅勤務を経て、これまで一部に限定していたノートパソコンの外部持ち出しを拡大しました。その際に、情報漏えいなどのリスクヘッジにあたり、株式会社アイ・エス・ビーのMDM「FiT SDM」が選ばれました。
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本コラムでは、現代のビジネス環境におけるMDMの必要性から、スマートフォンやタブレット、PCを一元管理できる「FiT SDM」の特長と導入事例について詳しくご紹介しました。
アイ・エス・ビーのクラウド型MDMサービス「FiT SDM」は現在、大手企業からスタートアップまで多数の企業様に導入いただいています。PCも管理可能なMDMの導入を検討されている場合は、お気軽にお問い合わせください。